プロゲステロン 正常値

プロゲステロン(黄体ホルモン)の正常値

 

女性には出産というとても大切な役割があります。生理周期や妊娠することによってプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲンのバランスが変化しやすくなります。ここでは生理周期によって変化するプロゲステロンの分泌量について日本産科婦人科学会のデータを用いてプロゲステロンの正常値について考えていこうと思います。

 

プロゲステロンの量は(mg/ml)という単位で示されますが、生理周期により正常値の値も以下のように変わります。

 

・卵胞期:1mg/ml以下
・排卵期:1mg/ml以下
・黄体期:5?30mg/ml
・閉経期:1mg/ml以下

 

プロゲステロンの平均的な量は排卵後一週間の時期に10mg/mlと多くなりますが、基礎体温が高くなる高温期が10日未満の場合は黄体機能不全と診断されやすくなります。黄体機能不全になると子宮内膜を維持できる期間が短くなったり胎芽が発生しにくくなり、着床が妨げられやすくなります。

プロゲステロン注射について

 

プロゲステロン(黄体ホルモン)は薬や注射で補充することができます。黄体機能不全と診断されるような方は妊娠の継続が難しくなったり着床率が低くなったりして流産を引き起こすことがあります。そうならないために注射や薬でプロゲステロンを補う治療を行っていきます。

 

・プロゲデポー
・プラノバール
・ルトラール
・ソフィア
・ルテウム
・プロゲステロン坐薬
・hCG注射

 

これらの治療では痛みをともなったり副作用がでる場合のありますので、気になる方はまずは食生活から変えていくのもいいでしょう。食生活を正すことでプロゲステロンの分泌を促していくこともできます。

 

プロゲステロンは妊娠を継続していくためにも大切なホルモン。妊娠、出産だけでなく肌荒れなどにも関係してくる女性ホルモンですから普段から正常値を気にすることは妊娠を継続させていくためには必要なことです。プロゲステロンの量が正常値だからといって心配しなくてもいいというわけではありません。プロゲステロンはエストロゲンとのバランスで成り立っていますから両者のバランスを取ることも大切です。

 

女性ホルモンはプロゲステロンとエストロゲンのバランスが大切です。片方に偏ることなく両者のバランスを取ることを心がけていくといいでしょう。